2017年の山野楽器125周年記念限定モデルのそのまた続き。
さて、サックスやトランペットはよく彫らせていただくのだけれど、クラリネットは初めてでした。本体の木の部分は繊維質なので、この金属製管楽器特有のギザギザ彫りは使えない。キーカップの部分限定。これは、なかなか小さくて難しかった。本来であれば、貴金属を彫る彫金用のルーペやキーを固定する万力等、機材がないと難しいのだが、これまた持ってない事もあって、身近なグッズを駆使して代用しつつなんとか彫り上げる事ができた。
このクラリネットも、お店のスタッフさんと一緒にテーマ設定をあれこれ検討する段階から楽しく開始。ピックアップしたのは、「バラ」「桜」「プルメリア」「ブーゲンビリア」。初めて挑戦する花もあって、非常に楽しいトライができて嬉しい。
製品としては、その後に金メッキをかけられたりして、非常に美しい優雅なスペシャル品となった。素晴らしい!