僕はサックスの事はまあまあ知っていると思うけど、他の楽器についてはあまり詳しくない。なので、ご依頼をいただくたびにググって調べたり、知り合いのリペアマンや楽器店の方、さらにはメーカーの知り合いに教えていただいたりする事になる。

 今回ご依頼いただいた楽器は、ハンス・クロマト(Hans Kromat)氏の手による、ハンドメイドのテナートロンボーンCLG139GS。
 と言っても全く存じ上げなかったのですが・・・・・・。
 オーナーさんから写真を送っていただきました。美しい楽器だ。ハンドメイドでよくこんなに綺麗にできるものだ。いや、だからこその丁寧さなのでしょうね。

 さて、いよいよ現物が届きましたよ。

 オーナーさんのご希望のモチーフは『カトレア』。誕生月の花だそうだ。カトレアは随分以前に彫った事があるけど、久しぶりに彫るのでタッチも変わったように思う。この花は、華やかさと優美さを併せもっているし、私の技術のジグザグ彫りとの相性も良い絵柄だ。

 最近の僕の定番モチーフでもある蝶々にも飛んでいただく。『幸運のお知らせ』の象徴として。

 最後に、ベル内側に可愛らしくワンポイント。

 さあ〜、どうでしょうか?早速オーナーさんに返送してと。
 後日、メッセージと写真を送っていただきました。

 無事に届きました。
 画像で色々見てはいましたが、想像よりずっと綺麗な仕上がりでした。
 今後も大事に使って行こうと思います。

 品の良い仕上がりになりました。オーナーさんにも喜んでいただけたようで、嬉しいばかりです。